ヘッドライトの光源と種類

車のヘッドライトの光源には、「ハロゲン」「ディスチャージ」「LED」の3種類のどれかが使われていることが多いです。
それぞれ値段や寿命、光具合が違うので、車を購入する際はこれらも考慮していきたいですね。

【ハロゲンの特徴】
ハロゲンランプは不活性ガスとハロゲンガスを電球に封入し、通電することで発光するランプです。
暖色系の淡い優しい色で発熱量が高いため、ヘッドライトに雪が積もってもすぐに溶かせてしまいます。
寿命は約ランプが切れたら自分で交換出来るのも大きな特徴です。寿命はランプの中で最も短く、大体3年程度となっています。

【ディスチャージの特徴】
フィラメントの発光に頼らないランプで、発光感の中に一対の電極が配置されており、蛍光灯と同じく電極間で放電するときの発光で周囲を照らします。
光は少し青みのかかった明るい白色で、ハロゲンランプの3倍の明るさでありながら消費電力が小さいのが大きなメリットでしょう。
デメリットとしては点灯と消灯を繰り返すと寿命が極端に短くなるという特性を持っている点、そしてランプの交換に最大5万円程度の費用がかかってしまう点です。

【LEDの特徴】
近年様々なところに使われているLEDライトは発光ダイオードを使用しているライトで、車には2007年発売のレクサスLS600hに初めて使われました。
この時は同じようなハイブリッド車や電気自動車で使用が考えられていたそうですが、消費電力が想定より小さいことからも、現在は一般的なガソリン車にも使用されています。
発熱量が低い白の光で、点灯した瞬間から最大光度を得られます。さらによほど偏った使い方をしない限り、車を買い替えるくらいの年数は取り替えなどのメンテナンスが必要無い寿命の長さも大きなメリットです。
メンテナンス不要で明るい光源といい所取りですが、まだまだLEDライト自体の価格が高額なため、3種類のライトの中では最も高価です。

それぞれのランプに特徴があります。現在ではハロゲンランプが最も普及しており、その次にディスチャージランプ、LEDランプと続いています。
しかし、今後がLEDランプが価格の低下、シェア率の増加が見込めると予想されているそうです。

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