車の維持費はどの程度かかるのか

車は買えばそれで終わりではなく、購入後も手元にある限り維持費が発生します。
今回はそんな車の維持費のお話です。

維持費の種類

車の維持費は大きく分けて6種類存在します。人によりけりですが、月に万単位は普通にかかりますので、これから車の購入を考えている方はどの程度の維持費なら生活できるかきちんと考えておく必要があります。

まずは必ずかかる維持費をご紹介します。

    ガソリン

最近は低燃費の車やハイブリッドカー、電気自動車などが登場してガソリン代をある程度節約出来るようになりましたが、これらの車にももちろんガソリンは必要ですから当然維持費として考えなければなりません。
ハイブリッドカーなどの車はガソリン代が節約出来る代わりに車両価格が少し高めだったりするので、ガソリン代で高い車両価格分をどう埋めていくかを考えることも大切です。
例えばたまに出かける時にしか使わない、という場合はハイブリッドでも損をしてしまい、結果的に低燃費の軽自動車の方がお得になったりします。

    保険

車には車を所有するのなら必ず加入する必要のある「自賠責保険」、自分の意思で加入するかどうかを決められる「任意保険」があります。
自賠責保険は必要最低限の保証しか無いため、万一のことを考えて広くカバーできる任意保険の加入をしているドライバーは多いです。
任意保険は色んな業者、色んなプランがあるので、様々な会社を比較しましょう。

    車検

新車の場合は3年、それ以降は2年に1度のペースで車検を受ける義務があります。
車検代は車種や整備工場、整備箇所によって、必要な期間や価格も大きく変わってきます。
予算内で車検をしたいと思っても、いざ車を見てもらったら事前の打ち合わせとは別に必要な整備箇所が出てくるということもあります。
そういう場合、整備箇所が増えた分見積もりよりも金額が高くなるので、元から余裕を持って予算を用意しておきましょう。

    自動車税(軽自動車税)

車には様々な税金が課せられますが、毎年払うことになるのが「自動車税(軽自動車税)」です。
自動車税は多くの場合、総排気量で金額が決まっています。ただし軽自動車税に関しては一律です。
エコカーなどは購入時期によっては減税できることもあるため、エコカーを考えている方はタイミングを見計らって購入しましょう。

以下の2つは、人によっては必要無い維持費です。

    駐車場

車の購入時に車庫証明を提出しなければならないので、購入前に車を保管しておくスペースを必ず明確にしておかなければなりません。
私有地に車を停める場所があれば駐車場代は必要ありませんが、私有地にスペースが無い場合や賃貸物件の場合は駐車場を借りる必要があります。
駐車場代は都内なら万単位は当たり前、地方なら3,000円〜5,000円程度が相場となりますので、維持費の中でも大きく差が生まれるものの1つです。

    ローン

車を一括払いで買った場合は気にしなくて良いですが、ローンを組んだ場合は月々のローン払いのことも考えなければなりません。
支払い回数やその他の条件は様々な種類がありますので、よく話を聞いて自分に合ったプランでローンを組むようにしましょう。
ローンを組む場合は金利のことを考えるのも忘れないようにしてください。

まとめ

車の維持費は、年齢や乗っている車、住んでいる場所、年間の走行距離などによって大きく変わります。
必ず払う必要のある維持費でも工夫次第では金額を抑えることも出来るので、日常的に車が必要な方は一度維持費の見直しをしてもいいかもしれませんね。

あまり車には乗ってないという方は維持費を払うより、必要な時にレンタカーやカーリース、カーシェアなどを利用した方がお得なこともありますよ。

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