同車種のハイブリッドとガソリン お得なのは?

最近では街中でハイブリッドカーを見かける事も珍しいことではなくなりました。
その人気からハイブリッドカーの代表メーカーとも言えるトヨタ車とホンダ車を中心に、ハイブリッドとガソリン車のそれぞれが用意されるモデルも多く見られます。

近年では新車販売数の20%がハイブリッドカーで占められているという事で、ハイブリッドとガソリン車の両方ある車はどちらを選ぶ方が得なのかという悩みも誕生してきました。
今回はガソリン車とハイブリッドの両方が用意されているトヨタシエンタを例に考えていきたいと思います。

まず、トヨタシエンタのGグレードの価格は、ガソリン車が約198万円で燃費は20.2km/l、ハイブリッドは約233万円で燃費は27.2km/lとなっており、価格的には想像していたほどの大きな差はありません。

また実燃費では、高速道路だとガソリン車19.7km/l、ハイブリッド20.9km/lとほぼ変わりません。
しかし郊外路などでの燃費ではガソリン車15.2km/l、ハイブリッド23.1km/lと、ハイブリッドが50%上回る燃費の良さを記録しました。
これが市街地になると、ガソリン車は12.6km/l、ハイブリッドは21.1km/lというように、さらに高い燃費の良さを記録しています。

ただ、これはエアコンなどを使わない上での記録なので、真夏でエアコンを付けっぱなしにするような状況になると、この差は縮まる可能性も高くあります。

結果的にどちらを選ぶかは、車を使用する頻度によるでしょう。
毎日10キロや20キロを走るというように、日常的に良く車を利用するという場合は燃費の良いハイブリッドカーの方が安上がりになります。
しかし、週末にしか乗らない、時々旅行に使う程度という使用頻度なら、車両価格との差などから考えると、ガソリン車の方を選んだ方が最終的にお得になります。

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