エコカーブームの昨今、人気のトップを走り続けているのがプラグインハイブリッドです。
今回はプラグインハイブリッドカーの中でもさらに群を抜いている「TOYOYA PRIUS PLUG-IN HYBRID」についてご紹介致します。

燃費の良さの秘密

新プリウスの注目すべきはその高い燃費性能です。
通常よりも厳しい基準で審査した場合でも57.0km/リッターという燃費性能を保有しています。
この革命的な燃費性能の鍵となるのが「プラグイン」です。

ハイブリッドカーはガソリンエンジンとモーターエンジンを組み合わせて、または同時に使い分けて一番効率的な燃費で走ります。
つまり燃費を良くする為には出来るだけガソリンを使わない走り方が求められる訳ですが、プラグインハイブリッドはその点に注目し通常のハイブリッドカーよりも大容量のバッテリーを搭載することで、通常よりも長距離をモーター走行することが可能になりました。

従来のプリウスにもモーターのみを使って走行する「EVモード」がありましたが、これはあくまでも短距離向けの機能でした。
新プリウスでは大容量のバッテリーになったことで、モーターのみで24.4kmの走行が、さらに時速100kmまでEV状態の走行が可能となっています。

またより高性能なリチウムイオン電池が採用されているのもポイントです。
従来のプリウスよりもさらに電気自動車に近づいた新プリウスは、環境にも非常に優しい作りとなっています。
電気自動車として活躍させる為には外部からの充電が必要ですが、発電の際に排出されるCO2を考えても、ガソリンよりも効率がずっといい計算となるのです。
そして自宅に太陽光発電システムが整っているなら、天気さえ良ければ季節関係無く太陽光発電の発電量の方が上回りますから、これらを工夫すればCO2排出量を0にして電気自動車として使うことも可能となります。